
ツカノマノフードコート #1 SHINSEN 2019.10.10 – 2020.02.15
https://www.instagram.com/tsukanomanofood/
背景
フードカルチャーシーンをもっとクリエイティブに、自由に、解放したい。
そんな想いで立ち上げた、好奇心あふれるフードレーベルを1992〜93年生まれの4名のチームで企画運営した。

4ヶ月の「束の間」
渋谷区・神泉にある解体予定の遊休不動産を活用し、ビルが解体されるまでの4カ月限定の刹那的なフードコートを開店。新ジャンルの創造を目指すお店や、普段はお店を持たない飲食ユニットなど、気鋭の料理人たちが集う厨房で、美味しいご飯がサクッと食べられる。そんな好奇心が束になった、美味しい実験の場。
低リスクだからチャレンジできる
テナントは最短1日から出店が可能。光熱費なし、売り上げの15%が賃料というシンプルな契約条件を提示。若手で面白いことを考えている料理人が店舗を作り、固定費を払って実験するのはとてもハードルが高い。本プロジェクトは、料理人同士が気軽に出会え、低いハードルで新しいことに挑戦できる場所の提供を目指した。

ここでしか食べられないコンテンツ
期間中は実店舗を持たない様々な料理人たちが自慢の腕を振るい、「ロヒンギャ飯」「オノマトペコース」「ラーメン懐石」「フードジャーナリズム」「五感で味わう食体験」「性と食」など、日々コンテンツが変化し違う顔を見せた。
ネーミング/ロゴデザイン
本企画のロゴを考えるにあたり、企画の骨格を緩やかに伝える、ネーミングの部分から提案した。
当時提案した他の案。多くの案の中から、最も明瞭に事業コンセプトを表す「束の間」という言葉を採用した。
会員に配られたメンバーズカード
organizer / producer:古谷知華
creative director:木本梨絵
concepter / PR:若尾真実
space:溝端友輔