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「SPINGLE MOVEを履くと、気持ちが軽くなる。」ある店舗にいる社員の一人が、ある日そんな言葉をかけられた。「はじめは、試しに試着しただけだった。でも、履いた瞬間にわかった。今まで感じたことのない感覚が足全体を包み込んだんです。」実はこういった声は店では非常に多い。お客様と最も長い時間を過ごす店舗からの声の数々。自分たちがやっていることは、ただの靴づくりじゃないということに、気付くきっかけとなった。
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SPINGLE MOVE Rebranding Project
その軌跡は、ゴム加工の技術に遡る。モノづくりが盛んな備後地方、広島県府中市。この街にゴム加工メーカーである株式会社ニチマンが創業したのは遡ること90年前、1933年のことだった。ニチマンではゴムタイルを主力に、ゴム長靴やゴム底布靴、学校ぐつなど、当時から足元にまつわる様々な商品を展開してきた。当時、海外ブランドスニーカー、低価格のカジュアルスニーカーが次々と台頭。そんな折、当時の社長の「二チマンではできないことを新しくはじめたい」という一言をきっかけに5〜6人程度のメンバーでスタートしたのが株式会社スピングルカンパニー。5年の歳月をかけて商品開発を重ね、2002年にブランドが誕生した。
「SPINGLE MOVEを履くと、気持ちが軽くなる。」ある店舗にいる社員の一人が、ある日そんな言葉をかけられた。「はじめは、試しに試着しただけだった。でも、履いた瞬間にわかった。今まで感じたことのない感覚が足全体を包み込んだんです。」実はこういった声は店では非常に多い。お客様と最も長い時間を過ごす店舗からの声の数々。自分たちがやっていることは、ただの靴づくりじゃないということに、気付くきっかけとなった。
今までその「品質」を高く評価されてきたSPINGLE MOVE。特殊手法であるバルカナイズこそが自分たちの良さだと疑うことはなかった。けれど、お客様にその魅力を聞くと、SPINGLE MOVEの良さは「履き心地の良さ」だと皆が口を揃える。バルカナイズであることは、履いてくれている方々にはあまり関係のない話だったのだ。自分たちのみている景色は少し、狭かったのかもしれない。
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